◎皆さん 明けましておめでとうございます
 何事もなく、無事に新年を迎えられたことと思い
 ます。昔ながらの言い方では牛年で、しかも「丙午
 」(ひのえうま)と言い、強いエネルギーで道を開く
 、情熱的で行動力のある年とされています。
  私たち時活村も、人と人を結びつけ、心と体の寄
 りどころとも言える村の活動を今後とも横にそれる
 ことなく、前進し、継続してまいりたいと思ってい
 ます。
  そのためにも、村民の皆さん一人一人が、昨年以
 上に一つでも多くの一活行事に参加いただきたいと
 願っています。
  創立から30年を過ぎ、参加者の少なくなってきた
 行事もいくつか見られます。先人達が立ち上げてき
 た大切な行事を絶滅危惧種にしないためにも、皆さ
 んの協力が欠かせません。また、皆さんが参加する
 行事の参加費が時活村財政の基盤となっていること
 も十分ご理解をいただきたいと思います。

◎正月生まれの私は、新年を迎えるとともに、また一
 つ歳をとってしまいました。亡き父や母の歳をはる
 かに越えてしまい、どこか戸惑いとともに、ここま
 で長生きできた感謝とが複雑に入り交じっています
 。
  時活村においても、年令的にも、また入村年次に
 おいても、大分古い方になり、先月号で書きました
 ように、時の流れの早さを思い知らされております
 。
  体力の衰えは勿論ですが、記憶力の衰えに大きな
 不安を感じています。時活村の皆さんにご迷惑をか
 けないよう十分注意しながら、この新しい年を乗り
 切ってまいりたいと思っています。

◎それでも、新年に皆と酌み交わす酒は、実に楽しく
 、うれしいものです。文人の中にも、こよなく酒好
 きの人が大分おられたようで、こんな句が何とも共
 感させられます。
 *文字を見てさえ嬉しきに 呑めという人 
        神か仏か  (土井晩翠)
 *人の世に楽しみ多し 然れども 
   酒なしにして何の楽しみ(若山牧水)

 ここまで言うとは、このお二人は相当に酒好きだっ
 たようですね。

◎ちょっと古い新聞の記事を見て、「言葉」は難しい
 と改めて感じました。80年余年生きてきて、本当の
 意味で使っていない、あるいは覚えていない言葉が
 多いことに気づかされました。
  例えば、「姑息(こそく)」は、「ずるい」「ひ
 きょうな」と思いがちですが、本来は「一時しのぎ
 」という意味で、また、「役不足(やくぶそく)」
 という言葉は、「本人の力量よりも役目が軽すぎる
 」というのが本来の意味ですが、私は、「本人の力
 量より役目が重すぎる」と理解していました。
  昨年実施された「国語に関する世論調査」でも、
 「姑息」は「ひきょうな」と思っている人が74%近
 くおり、「役不足」を「重すぎる」と理解している
 人が51%もいたということです。大いに反省です。
 

令和8年1月(2026年) 村長 星 量男